クイーン・エリザベス入港
朝6時半巨体が入港してきました。太く低い汽笛を鳴らして橋の下を
通りました。コロナ終息後いろんな客船が入港していますが、とりわけ
美しい船だと思います。夕方6時、岸壁を離れ汽笛を残して去っていきました。
後には夕焼けと暮れていく街並みの明かりが残されました。
牡丹と鳥取砂丘
由志園には沢山の牡丹が咲いていました。
種類も多く、人気投票をやっていましたが選びようがありません。
どれも見事な大輪の花達でした。
鳥取砂丘で夕陽を見たいと思っていましたが、またも陽は出ず
砂丘温泉に向かいました。残念ながら定休日で休館でした。
netで探すと一番近いのが鳥取市内のスパだったので、そこで汗を流そうと
思ったのですが、大混雑で芋の子を洗うような、浴槽の外も中も裸だらけで
立ちすくんでしまいました。連休中のスパは行くもんじゃありません。そそくさ
と出て、近い道の駅を目指します。道の駅神話の里・しろうさぎで二泊目です。
白兎神社があり、因幡の白兎伝説がある所でした。同じ犬種を連れて車中泊してる
方が二組おられ、三匹連れの方とは写真を撮り話が盛り上がりました。もう一組は2匹
連れでしたが、朝出発までに会えませんでした。残念です。ジャックラッセルテリアは
そう多くないので、見かけると声をかけて親しくなります。旅の楽しみでもあります。
道の駅の向こうは砂浜で日の出が昇って来ました。犬を散歩させながら朝日を浴びて
英気を養い砂丘に向かいます。砂丘は風が強く、砂に足を取られながらはい上がるのは
難儀です。ここから舞鶴方面に向かう予定でしたが、天気が悪くなりそうだったので予定
変更して帰る事にしました。雨が降ると犬のトイレに困ってしまいます。ゆっくり国道で
帰ろうと思ってルートを調べると、到着が夜10時過ぎと出たので諦めて高速で帰ること
にしました。折角なので山口の一貫野の藤に立ち寄りました。今年は花が少なく裏年と
出ていたので、行かないつもりでしたがやっぱり気になるんですね。貧相な姿に驚きました
が、また来年これたらいいなと思い旅を締めくくりました。
由志園
海上アルプスから次に向かったのは惣郷川橋梁です。
夕陽の鉄橋が雑誌等で良く見かけますので一度見てみたいと思っていました。
夕陽が沈む時間ですが厚い雲で、夕陽も赤く染まる事もありませんでした。
もっと広大な河口に掛かる鉄橋の印象がありましたが、写し方で随分異なる
イメージを与えられるので、写真は真を写さず、心象を写すものだと思わされます。
次の列車が1時間後だそうで、ここも次の楽しみになりました。
宿泊予定の田万川温泉憩いの湯にむかいます。道の駅ゆとりパークたまがわのすぐ
近くでキャンプ場やRVパーク、無料駐車場を備え500円の入浴料は格安です。
キャンプ場は大賑わいでした。ランプを灯し焼肉の煙が上がり、談笑の声が聞こえ
まさに休日を謳歌する姿はコロナが終わったと実感します。
夜明けと共に起きだして、近くのローソンで朝食を調達し出雲大社に向かいます。
山陰の道路は連休にも関わらず車の通行が非常に少なく、しかもほとんどの信号が
黄色の点滅で赤になりません。70キロほどの速度で流れています。山陰道の無料区間
も70キロ程のスピードでしか走ってませんので、高速道路はいらないのです。政治家
の腕力と我田引水に思えてきます。出雲の稲佐の浜に近付くと大渋滞が始まりました。
出雲大社への抜け道としての混雑のようで、う回路を過ぎた所で車を止め、浜に降りて
神々の降り立つ所を拝みました。前回来たときは無料駐車場も空いていて、混雑も
ありませんでした。出雲大社は遠くから拝んで,大根島の由志園に向かいました。
ボタンの花を一面に敷き詰めた庭園は思った以上に壮観でした。庭園も手入れが行き届き
素晴らしいの一言です。足立美術館の庭園は遠くから眺めるだけですが、庭園を巡って回り
滝や川や池や木々や苔を堪能できる素晴らしい所でした。近くに牡丹園もあったそうですが
行きそびれました。ここから鳥取砂丘に向かいます。
青海島海上アルプス
連休は山陰の海岸線を走ってきました。
山口県の青海島海上アルプスは波風もなく静まり返っていました。
曇天で霞がかかったような景色でした。もっと波が荒い事を期待していた
のですが、又次の楽しみです。